AIショート動画が破綻する原因は「時間の整合性」だった|顔・手・背景を崩さない完全チェックリスト
画像→動画で生成した瞬間、こうなってませんか?
- 顔が変わる(別人化する)
- 手や指が増える/溶ける
- 服や小物が増減する
- 背景がワープする/光源が変わる
- 画面がチラつく(flicker)
結論から言うと、多くの破綻はこれです。
「1枚は良いのに、時間(連続フレーム)でつながらない」=時間の整合性が崩れている

この記事は、初心者が“原因特定→対策→テンプレ適用”まで迷わず進めるための完全版です。
保存して、困った時に見返してください。
まず結論:破綻の正体は「固定すべきもの」が固定されていない
動画は「連続した絵」です。
生成AIはフレームごとに“それっぽい正解”を作れますが、固定条件が弱いと毎フレームで解釈がズレます。
- 固定するべきもの:人物の特徴、カメラ、背景構造、光源、衣装・小物の数
- 動かすもの:表情、体の向き、風、軽い手の動き(控えめ)
この「固定:可変」の境界が曖昧なとき、顔・手・背景は高確率で崩れます。

【診断表】症状から原因を一発で特定する
まずはあなたの症状を選んでください。対策はその下にあります。
| 症状 | よくある原因 | 最優先の対策 |
|---|---|---|
| 顔が別人化 | 固定要素不足/顔の露出が多い/表情変化が大きい | 固定特徴を3つ入れる/表情は小さく/カメラ固定 |
| 手が増える・溶ける | 手が画面に出る構図/指まで指定/動きが大きい | 手を“出さない構図”にする/腕は胸より下を写さない |
| 服・小物が増減 | 装飾の羅列/「たくさん」系/小物が多い | 小物は最大2点/衣装は単純に/「増える語」を削る |
| 背景ワープ | カメラ移動/背景情報が多い/奥行きが複雑 | 背景をシンプルに/カメラ固定/主被写体を大きく |
| 光源が変わる | 光の指定が曖昧/「ドラマチック」過多 | 光源方向を固定(左上など)/時間帯を固定 |
| チラつき(flicker) | 細部が多い/質感指定が多い/ノイズ | 模様・細部を減らす/“シンプル”に寄せる |

【最重要】破綻を止める「固定ルール」7つ
- カメラ固定:カメラ移動は基本禁止(pan/zoom/handheldを避ける)
- 主役を大きく:人物は画面の30〜60%を占める
- 固定特徴を3つ:髪型/服色/アクセ1点など、毎回同じ要素を入れる
- 背景をシンプルに:“情報量”が多いほどワープしやすい
- 小物は2点まで:増減リスクが爆上がりする
- 動きは小さく:大きいアクションほど手・顔が崩れる
- 曖昧語を削る:「いい感じ」「エモい」「派手」だけだとAIが毎フレーム解釈を変える

【NG集】破綻を呼ぶ“言葉の地雷”リスト
初心者がやりがちなのが、ここで事故ります。
次の語が多いほど、増減・別人化・ワープが起きやすいです。
NG①:曖昧すぎる指示
- いい感じ/おしゃれ/エモい/映画っぽく/神秘的/ドラマチック
NG②:増えやすい指示(増減の原因)
- たくさん/豪華/装飾/小物/アクセ盛り盛り/細部まで
NG③:手が崩れやすい指示
- 指が見える/手を振る/手で何かを掴む/複雑な手の動き
NG④:背景がワープしやすい指示
- カメラが移動/歩きながら撮影/手持ちカメラ/ズーム/パン
ポイント:「盛る」より「固定する」ほうが、結果的に“高品質に見える”ことが多いです。

【完全チェックリスト】公開前にここだけ見ればOK(12項目)
- カメラ固定になっている(移動・ズーム指定を入れていない)
- 人物の固定特徴が3つ入っている(髪型/服色/アクセなど)
- 表情変化は小さい(大笑い→泣く等の急変を避ける)
- 手が画面に出ない構図になっている(胸より下は写さない)
- 小物は2点以内に絞った
- 背景はシンプル(文字・看板・細かい物が少ない)
- 光源の方向を固定(例:左上からの柔らかい光)
- 時間帯を固定(例:夕方の屋外、室内の昼光)
- 衣装は単純(複雑な柄・細かい装飾を避ける)
- 曖昧語だけで終わっていない(具体指示がある)
- 動きは“小さく少なく”している
- 出力後に「顔・手・背景」の3点を最初に確認している

【配布】コピペで使えるテンプレ3本(ここが保存の核)
ツールを問わず使えるように“設計の型”で書いています。
あなたの環境に合わせて単語を差し替えてください。
テンプレ①:人物が安定する「固定特徴3点」プロンプト
主役:日本人の若い男性(または女性) 固定特徴:黒髪のショート、白いパーカー、左耳に小さな銀ピアス 構図:バストアップ、正面、手は画面外 カメラ:固定、ズームなし 表情:穏やかな微笑み(大きく変化しない) 背景:シンプルな室内、壁は無地 光:左上から柔らかい一方向の光、影は弱め 動き:頭を少しだけ傾ける程度
狙い:「固定特徴」「手を消す」「背景を単純」の3点で別人化を止めます。
テンプレ②:背景ワープを止める「背景固定」プロンプト
シーン:机の前で作業する人物 背景:無地の壁+机+ノートPC(物はこれだけ) 構図:人物は中央、画面の50%を占める カメラ:固定、三脚、視点は一定 光:同じ方向、同じ強さ(例:右上からの室内光) 禁止:カメラ移動、背景の細かい装飾、看板や文字
狙い:背景の“要素数”を減らして、ワープの逃げ道を塞ぎます。
テンプレ③:手崩れを回避する「手を出さない構図」テンプレ
構図:胸から上だけ(バストアップ) ポーズ:腕は体の横、手はフレーム外 動き:頷く、視線を少し動かす程度 禁止:手を振る、掴む、指を見せる、複雑なジェスチャー 背景:単純 カメラ:固定
狙い:手は生成AIの鬼門。最初は“映さない”が最強です。


よくある質問(FAQ)
Q. 「動き」を増やすと必ず崩れますか?
崩れやすくなります。動きは“小さく”“少なく”が基本。まずは安定を優先し、慣れてから動きを増やすのが安全です。
Q. 顔が変わる時、何を増やすべき?
「特徴」を増やします。髪型・服色・アクセなど固定特徴を3つ入れて、毎回同じにするのが効きます。
Q. 文字が読めません。どうすれば?
基本は文字をAIに描かせない運用に寄せるのが早いです。動画編集側でテロップを入れたほうが事故が減ります。

まとめ:破綻対策は「固定」を増やすゲーム
- 破綻の多くは「時間の整合性」が崩れて起きる
- 固定すべきもの(人物・カメラ・背景・光)を固定する
- 手は最初“映さない”。小物は2点以内
- テンプレをコピペして、まず安定を作る
次に読むなら、ここから深掘りがおすすめです(内部リンク枠)。
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