ブログのキーワード選定を無料ツールだけでやる方法
(検索上位を狙う5ステップ)
「記事を書いても検索に全然引っかからない」
「どんなキーワードで書けばいいか分からない」
「AhrefsやSEMrushは高くて手が出ない」
こんな悩みを抱えながら、なんとなく思いついたテーマで記事を書き続けていませんか?
実は、多くのブログ初心者がアクセスを得られない最大の原因は「キーワード選定を飛ばしている」ことにあります。
どんなに丁寧に書いた記事でも、誰も検索しないキーワードをターゲットにしていたら、Googleからの流入はほぼゼロのまま。
SEOツールを提供するAhrefsの調査では、公開されたブログ記事の約91%がGoogleからオーガニックトラフィックをほとんど受け取れていないと報告されています。
その多くがキーワード選定を誤った、あるいはそもそもしていないことが原因です。
私自身も最初はキーワード選定を軽視していました。
「書きたいことを書く」スタイルで記事書いた時点で、
記事1本あたり平均4PVという惨状でした。
怖いのは、「書けば書くほど損をする」状態になることです。
キーワード選定なしに50記事書いても、検索から読まれる記事が数本しかないという状況になりかねません。
こうなると、後からのリライト対応に膨大な時間がかかることになります。
有料ツールが必要?
いいえ、有料ツールは必ずしも必要というわけではありません。
Googleが無料で提供しているツールと、ほかの無料サービスを組み合わせるだけで、プロが行うキーワード選定の80%以上は再現できます。
この記事では、完全無料のツールだけでキーワード選定を完結させる5ステップを、実際の操作イメージと具体例を交えて解説します。
- キーワード選定がSEOで重要な理由
- 無料で使えるキーワード選定ツール3選の特徴と使い方
- 初心者でもすぐ実践できる5ステップの具体的な手順
- ロングテールキーワードの見つけ方と選び方の基準
- よくある失敗パターンとその回避策

1. キーワード選定とは?なぜブログ初心者ほど重要なのか
キーワード選定とは、記事を書く前に「どんな言葉でGoogleに検索されたときに、自分の記事を表示させたいか」を決める作業のことです。
たとえば「ブログ 始め方」で上位表示を狙うのか、「WordPress ブログ 始め方 初心者」で狙うのかによって、記事の内容・構成・ターゲット読者がまったく変わってきます。
キーワード選定が重要な理由は3つあります。
① 需要のない場所に記事を書いても誰にも読まれない
検索ボリューム(月間検索回数)がゼロ、あるいは極端に少ないキーワードで記事を書いても、そもそも誰も検索してこないため流入が生まれません。
② 競合が強すぎるキーワードでは上位表示できない
「ブログ」「SEO」のような一語の検索ワード(ビッグキーワード)は、大手メディアや専門サイトが上位を独占しており、個人ブログが勝つのはほぼ不可能です。
③ キーワードが決まれば記事の構成が自動的に見えてくる
読者が「何を知りたいか」を先に把握してから書くため、内容のブレがなくなり、読者の満足度も上がります。
ブログを始めたばかりの段階ほど、ドメインパワー(サイトの信頼性スコア)が弱いため、ライバルの少ないキーワードを狙うことが生命線です。
キーワード選定の精度を上げることが、アクセスを生む最短ルートといえます。
書く前に必ずキーワードを決めることが、アクセスを生む最短ルート。

2. 無料で使えるキーワード選定ツール3選
有料ツールがなくてもキーワード選定はできます。以下の3つを組み合わせれば、初心者のうちは十分です。
| ツール名 | 提供元 | 主な用途 | 費用 |
|---|---|---|---|
| Googleサジェスト(検索窓) | 関連キーワードの発見 | 無料 | |
| Googleキーワードプランナー | 検索ボリューム・競合性の確認 | 無料(要Googleアカウント) | |
| Ubersuggest(無料枠) | Neil Patel | キーワード難易度・関連語の一覧 | 無料(1日3回まで) |
Googleサジェスト
検索窓にキーワードを入力したときに下に表示される予測変換です。
これはGoogleが「実際によく検索されている言葉」を自動提案しているもので、リアルな検索需要を把握するのに最適です。「
ブログ キーワード」と入力したとき「ブログ キーワード 選定 方法」「ブログ キーワード 無料 ツール」などが表示されれば、それらが実際に検索されているワードです。
Googleキーワードプランナー
Google広告のツールですが、広告を出稿しなくても無料で使えます。
月間検索ボリュームの目安(「100〜1,000」「1,000〜10,000」など)と、競合性(高・中・低)を確認できます。
無料版は数値が幅表示になりますが、初心者の絞り込みには十分です。
Ubersuggest(無料枠)
キーワードを入力すると「SEO難易度スコア(0〜100)」「月間検索ボリューム」「関連キーワード一覧」が表示されます。
1日3回まで無料で使えるため、1日に確認するキーワードを絞りながら活用しましょう。
3. 【ステップ1】ビッグキーワードから軸を決める
キーワード選定は「大→小」の順で絞り込んでいきます。まず最初にやるべきは、記事の軸となる「ビッグキーワード」を1つ決めることです。
ビッグキーワードとは、1〜2語の短い検索ワードのことで、多くの人が検索する言葉です。たとえば「ブログ」「SEO」「WordPress」「副業」などが該当します。
このビッグキーワードを起点にして、次のステップで「もっと具体的な検索ワード(ロングテールキーワード)」を見つけていきます。
ビッグキーワードの決め方
- 自分のブログのテーマ・ジャンルに合った言葉を選ぶ
- 例:ブログ運営系なら「ブログ」「WordPress」「アドセンス」「SEO」
- 複数あってもOK。最終的に1記事につき1キーワードに絞ればよい
この段階では「自分のブログで扱いそうな大きなテーマワード」をいくつかメモしておく程度で大丈夫です。

4. 【ステップ2】関連・サジェストキーワードを一覧化する
次に、ステップ1で決めたビッグキーワードをGoogleの検索窓に入力し、サジェストや関連検索ワードを一覧化します。
操作手順
例:「ブログ キーワード 選定」「ブログ キーワード ツール 無料」「ブログ キーワード 入れ方」など
例:「ブログ キーワード a」→「ブログ キーワード api」「ブログ キーワード abc分析」など
- Googleの検索窓に「ブログ キーワード」と入力する(まだ検索しない)
- 表示されたサジェスト(予測変換)をすべてメモする
- 検索してページ下部の「関連する検索キーワード」もメモする
- サジェストの末尾に「a」「b」「c」…とアルファベットを追加して入力し、さらに多くの候補を探す
この作業だけで20〜50個のキーワード候補が集まります。
これをスプレッドシートやメモ帳に書き出しておきましょう。
ラッコキーワード(無料)も活用できる
「ラッコキーワード」という無料サービスを使えば、Googleサジェストを自動で一覧取得できます。
検索窓に入力するだけで数十〜数百のサジェストキーワードが一気に表示されるため、時間の節約になります(1日の利用回数に上限あり)。
5. 【ステップ3】競合性と検索ボリュームで絞り込む
キーワード候補が集まったら、今度は「勝てるキーワード」に絞り込みます。
判断基準は「検索ボリューム」と「競合性」の2軸です。
Googleキーワードプランナーで確認する
- Google広告(ads.google.com)にアクセスし、Googleアカウントでログイン
- 「ツールと設定」→「キーワードプランナー」→「検索のボリュームと予測のデータを確認する」を選択
- ステップ2で集めたキーワードをまとめて貼り付けて検索
- 「月間平均検索ボリューム」と「競合性」を確認する
初心者が狙うべきキーワードの目安
| 項目 | 推奨値 | 理由 |
|---|---|---|
| 月間検索ボリューム | 100〜1,000 | 多すぎると競合が強い。少なすぎると読者が来ない |
| 競合性 | 低〜中 | 「高」は大手メディアが独占しており個人では勝てない |
| Ubersuggest SEO難易度 | 30以下 | 数値が低いほど上位表示しやすい |
たとえば「ブログ キーワード選定 無料 方法」という4語のキーワードは、「ブログ SEO」という2語より検索ボリュームは少ないですが、競合も少なく個人ブログでも上位を狙いやすいです。
これが「ロングテールキーワード戦略」の本質です。

6. 【ステップ4】検索意図を読み取って記事の方向性を決める
キーワードが絞れたら、実際にそのキーワードでGoogleを検索し、上位表示されている記事を3〜5本確認します。
この作業で「読者がこのキーワードで何を知りたいのか(検索意図)」を把握します。
検索意図の4分類
| 意図の種類 | 内容 | 例 |
|---|---|---|
| Know(知りたい) | 情報・知識を求めている | 「キーワード選定 とは」 |
| Do(やりたい) | 手順・方法を求めている | 「キーワード選定 やり方」 |
| Go(行きたい) | 特定のサイトへ行きたい | 「Googleキーワードプランナー ログイン」 |
| Buy(買いたい) | 購入・申込を検討中 | 「キーワード選定ツール おすすめ」 |
たとえば「キーワード選定 やり方」で検索している人は「手順が知りたい(Do意図)」なので、記事はハウツー形式・ステップ形式で書くのが正解です。
「キーワード選定 ツール おすすめ」で検索している人は「比較・選択(Buy寄り)」なので、複数ツールを比較する記事が求められます。
上位記事から確認すべきポイント
- どんな見出し構成になっているか(H2・H3の内容)
- 何文字くらいの記事か
- 表・図解・FAQ が含まれているか
- 読者の悩みに対してどう答えているか
この分析をするだけで、自分の記事に何を書くべきかが明確になります。
7. 【ステップ5】1記事1キーワードで構成を設計する
最後のステップは「1記事につき1つのメインキーワード」で記事の構成を設計することです。
なぜ1記事1キーワードなのか
複数のキーワードを1記事に詰め込みすぎると、記事のテーマがぼやけてGoogleから「何についての記事かわからない」と評価されてしまいます。
メインキーワードを1つ決めたうえで、それに関連するサブキーワードを自然に含める形が理想です。
キーワードを記事に配置する場所
| 場所 | 入れ方のポイント |
|---|---|
| タイトル(title) | 必ず含める。できれば冒頭に |
| リード文(導入) | 最初の100文字以内に自然に入れる |
| H2見出し | 1〜2か所にキーワードを含む見出しを入れる |
| 本文中 | 不自然にならない範囲で2〜4回程度 |
| メタディスクリプション | 120字以内に自然に含める |
構成設計の流れ(例)
キーワード:「ブログ キーワード選定 無料 やり方」 ↓ タイトル:「ブログのキーワード選定を無料ツールだけでやる方法|5ステップで解説」 ↓ H2構成:① キーワード選定とは ② 無料ツール紹介 ③〜⑦ ステップ解説 ⑧ よくある失敗 ⑨ FAQ
この手順を毎回踏むことで、キーワードに沿ったブレのない記事が安定して書けるようになります。

8. 【実践例】5ステップをまるごと使ってキーワードを1本決める
ここまでの5ステップを、「ブログ運営」をテーマにしたブログで実際に1キーワードを決める流れで確認してみましょう。
ステップ1:ビッグキーワードを決める
→ 「ブログ」を起点に決定
ステップ2:サジェストキーワードを一覧化する
→ Googleで「ブログ 収益化」と入力すると以下が表示された
- ブログ 収益化 仕組み
- ブログ 収益化 いつから
- ブログ 収益化 やり方 初心者
- ブログ 収益化 アドセンス やり方
- ブログ 収益化 アフィリエイト 違い
この中から「ブログ 収益化 やり方 初心者」を候補としてピックアップ。
ステップ3:検索ボリュームと競合性を確認する
→ Googleキーワードプランナーで確認
→ Ubersuggestで確認
- 月間検索ボリューム:100〜1,000(中程度)
- SEO難易度:28(低め)→ 狙える!
ステップ4:検索意図を把握する
→ 実際に「ブログ 収益化 やり方 初心者」でGoogle検索
- 上位5本はすべて「ステップ形式のハウツー記事」
- 検索意図:Do(やり方を知りたい)と判断
ステップ5:構成を設計する
→ タイトル:「ブログ収益化のやり方を初心者向けに解説|5つの方法と始める順番」
→ H2構成:① 収益化の仕組み ② アドセンスとアフィリエイトの違い ③ 収益化の始め方ステップ ④ 初心者が最初に稼ぐための絞り方 ⑤ よくある失敗 ⑥ FAQ
この一連の流れ全体で所要時間は約20分。ツールの操作に慣れれば10〜15分で完結します。
最初は一つひとつ確認しながら進めてみてください。

9. よくある失敗パターンと回避策
キーワード選定でよくある落とし穴を知っておくことで、遠回りを防げます。
失敗①:ビッグキーワード一語で勝負する
「ブログ」「SEO」「副業」などの一語キーワードは月間検索ボリュームが数万〜数十万件ある一方、大手メディアが上位を独占しています。
個人ブログでは数年かけても1ページ目に入れないことがほとんどです。
→ 回避策:3〜4語のロングテールキーワード(例:「ブログ SEO 対策 初心者 やり方」)を優先する
失敗②:検索ボリュームゼロのキーワードで書く
「自分が気になること」「書きたいこと」をそのままタイトルにすると、そもそも誰も検索しないキーワードになることがあります。
→ 回避策:必ずキーワードプランナーかUbersuggestでボリュームを確認してから書く
失敗③:競合調査をせずに書く
同じキーワードで上位に「プロが運営する専門メディア」が並んでいる場合、個人ブログが勝つのはほぼ不可能です。
→ 回避策:実際に検索して上位5件を確認し、個人ブログが入り込めそうな隙間を探す
失敗④:1記事に複数のキーワードを詰め込む
「SEO 対策 ブログ 初心者 方法 無料 簡単 2024」のように多くのキーワードを意識しすぎると、記事の焦点がぼやけます。
→ 回避策:メインキーワードは1つに絞り、サブキーワードは2〜3個を自然な形で含める程度にする
失敗⑤:キーワード選定したまま書かない
調査に時間をかけすぎて「いい記事が書けそうなキーワードリストはできたけど、一本も書いていない」状態に陥る人もいます。
→ 回避策:調査は1キーワード15分を目安に切り上げ、まず書くことを優先する
事前チェックで防げる。
10. よくある質問(FAQ)
Q1. キーワードプランナーを使うにはGoogle広告の費用がかかりますか?
A. いいえ、かかりません。
GoogleキーワードプランナーはGoogle広告アカウントを作成するだけで無料で利用できます。
広告を実際に出稿しなければ費用は発生しません。
ただし、広告出稿をしていないアカウントでは検索ボリュームが「100〜1,000」のような幅表示になります(正確な数値は出ません)。
Q2. ロングテールキーワードはどのくらいの長さが理想ですか?
A. 一般的に3〜5語(例:「ブログ キーワード選定 無料 ツール 初心者」)が理想とされています。
語数が多いほど競合は減りますが、検索ボリュームも少なくなるため、月間100〜500件程度を目安にするとバランスが取れます。
Q3. 一度選んだキーワードは変えてはいけませんか?
A. 変えて構いません。公開後3ヶ月経過してもアクセスが来ない場合は、キーワードを見直してリライトするのが有効な対策です。
実際、公開後にキーワードを調整して順位が10〜20位改善したケースは珍しくありません。
Q4. 同じキーワードで上位に入っている記事があれば、そのキーワードでは書かない方がいいですか?
A. 必ずしもそうではありません。上位に個人ブログが入っている場合、あなたのブログでも勝てる可能性があります。
大手メディアばかりのキーワードは避け、個人ブログが上位にいるキーワードは積極的に狙いに行くのが得策です。
Q5. キーワードは記事を書く前に必ず決めなければなりませんか?
A. 理想は先に決めること。ただし「書いてから後でキーワードを当てはめる」方法もリライト時には有効です。
ただし新規記事は必ず先にキーワードを決めてから書くことを習慣にしてください。後付けではタイトル・見出し・本文全体の修正が必要になり、作業量が大幅に増えます。
11. まとめ|無料ツールで始めるキーワード選定の習慣
この記事では、無料ツールだけでキーワード選定を完結させる5ステップを解説しました。
- ビッグキーワードから軸を決める
- Googleサジェストとラッコキーワードで関連語を一覧化する
- キーワードプランナー+Ubersuggestで検索ボリュームと競合性を確認
- 上位記事を読んで検索意図(読者が本当に知りたいこと)を把握する
- 1記事1キーワードでタイトル・見出し・本文の構成を設計する
キーワード選定に有料ツールは必須ではありません。
Googleが無料で提供しているツールを使いこなすだけで、個人ブログが検索上位を狙える記事は作れます。
まずは今日書こうとしている記事テーマをGoogleの検索窓に入力し、サジェストを10個メモするところから始めてみてください。
それだけで、これまでとは違う視点でキーワードを選べるようになります。
アクセスが増えないブログの多くは、キーワード選定を「なんとなく」で済ませています。
逆に言えば、この5ステップを毎記事きちんと踏むだけで、ライバルのほとんどに差をつけることができます。
今日からできる3つのアクション
- Googleキーワードプランナーにアクセスする(5分)→ Google広告アカウントを持っていない方は今すぐ無料作成を
- 次に書く予定の記事テーマをGoogleの検索窓に入力し、サジェストを10個メモする(10分)→ まずこれだけでOK。ツールは後でも使える
- ピックアップしたキーワードをUbersuggestに入力してSEO難易度を確認する(5分)→ 30以下なら迷わず書く
このたった3ステップ・合計20分の作業が、あなたの次の記事の運命を変えます。
アクセスが増えないブログの大半は、キーワード選定を「なんとなく」で済ませています。
逆に言えば、この習慣を身につけるだけでライバルのほとんどに差をつけることができます。
今すぐ動いたあなたの1か月後のブログは、今日とは違う景色になっているはずです。


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